北海道・阿寒湖アイヌコタン×有田焼コラボ青と白のコントラストが美しいアイヌ文様染付皿

北海道・阿寒湖アイヌコタン×有田焼コラボ
青と白のコントラストが美しいアイヌ文様染付皿

このプロジェクトは2022/03/14に終了いたしました。温かいご支援、ありがとうございました。

再生

Success

集まっている金額

¥744,700
(目標 ¥200,000)
目標達成率
372%
購入数
77
残り時間
終了しました

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このプロジェクトは実行確約型です。

国内外から注目を浴びるアイヌ民族の文様デザインをあしらった有田焼の皿が登場！アイヌ民族は、北海道にその多くが暮らす日本の先住民族です。自然と共生しながら生活をする中で、独自の工芸文化を育んできました。アイヌ伝統工芸の手仕事のデザインや技、体温を佐賀県有田町の窯元が有田焼に表現。2つの異なる地域の文化が溶け合った皿ができあがりました。クラウドファンディングのみで先行販売中！

2022年2月15日・22日追記：ご好評につきリターンを追加しました。
プロジェクト開始直後から多くの方にご支援いただき、目標金額を達成することができました。
たくさんの応援をいただき、心より感謝致します。スタート時のセットが早期完売となった【アイヌ文様有田焼染付皿 4寸 6枚セット】を2月15日・22日にそれぞれ30セットずつ追加いたしました。
募集期間終了まで引き続きご支援いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
アイヌ文様デザインを有田焼に！
阿寒湖アイヌアーティストがデザイン
かつてアイヌ民族の女たちは生活に必要な多くのものを自然の素材から作り出し、そこに独特の装飾を施していました。現在でも多くの刺繍や織物が製作されていて、そこにはモレウ(渦巻文)、アイウㇱ（括弧文）などのアイヌ文様があしらわれています。
この皿にも、阿寒湖アイヌコタンの女性作家がデザインしたアイヌ文様が表現されています。今回は2名のアーティストが家族から受け継ぎそこに自身の感性を加えた、それぞれの皿の文様デザインを描き出しました。
有田焼窯元が皿として形に
こうしてできたアイヌ文様デザインを有田焼の窯元が染付の技法を用い、呉須の藍色で皿に表現しました。アイヌ文様のみを描いたものや有田焼伝統の吉祥文様と組み合わせたものなど、全6種のバラエティに富んだ皿ができあがりました。
阿寒湖アイヌアーティストと有田焼の窯元との出会い
阿寒湖アイヌコタンと有田焼の知られざる縁
阿寒湖アイヌコタンは北海道東部の阿寒摩周国立公園にあり、阿寒湖を抱く森はその美しさでよく知られています。その森を所有してきたのは「阿寒前田一歩園」（現在の前田一歩園財団）。阿寒湖アイヌコタンがある場所は前田一歩園がアイヌの人々に無償で貸与した土地であり、前田一歩園は今でも阿寒湖アイヌの人々にとって大切な存在です。
実は「阿寒前田一歩園」の初代園主・前田正名氏が阿寒湖畔に居を構える以前、1878年の第3回パリ万博で有田焼の紹介に尽力したことが史実として残っています。
阿寒湖温泉と有田焼、それぞれの発展を前田正名という人物が支えたという不思議な縁が、今回のプロジェクトのきっかけになりました。
阿寒湖アイヌの新しい文化の発信
現在、阿寒湖温泉では新型コロナウイルス感染症の影響で観光客が激減しています。この2年間、訪れる方にアイヌ文化に触れてもらう機会が失われました。そのような中で阿寒湖アイヌアーティストは、広く国内外のより多くの人々にアイヌ文化を感じてもらえるプロダクトづくりを模索していました。
そのアイヌアーティストの想いに応えたのが、有田焼の窯元「久右エ門窯」。
アーティストと窯元は何度も打合せと試作を重ね、アイヌ文様の手描きのニュアンスや色の濃淡など、それぞれのこだわりをぶつけ合いました。
こうして阿寒湖アイヌの伝統の技と長い歴史に裏打ちされた有田焼の高い技術力が融合し、新しいプロダクトが生まれました。
アイヌ文様有田焼染付皿に込めた作り手の気持ち
アイヌ工芸作家　郷右近富貴子
アイヌ文化が世界中に広がってほしいと思い、デザインを考えました。想像以上の仕上がりになり、窯元さんに感謝しています。これをきっかけに、多くの人が阿寒湖アイヌコタンを知っていつか遊びに来てくれることを願っています。
刺繍作家　鰹屋エリカ
普段は布にアイヌ文様を刺繍していますが、今回は初めてお皿のデザインを考えました。どんなものができるのか楽しみで、窯元さんとのやり取りを重ねるごとにどんどん良くなりました。アイヌ文様をあしらったものを身近に感じてほしいと思います。
久右エ門窯　久保田剛
アイヌ文化に触れるのが初めてでしたが、アイヌ文様には自然への畏敬の念が込められていると感じました。素敵なデザインを頂いたので、美しく丈夫なお皿に仕上げたいと思いました。
▼久右エ門窯　製品ご紹介
おわりに
阿寒湖アイヌアーティストのデザインと窯元の技によって、手に取りやすいアイヌ文様デザインの有田焼の皿ができあがりました。
この皿を手に取ってアイヌ文化や有田焼を身近に感じ、いつか安心して旅ができるようになった時には、北海道の阿寒湖アイヌコタン、佐賀県の有田町を訪ね、それぞれの文化に触れていただけることを願っています。
商品詳細について
製品の仕様
＜アイヌ文様有田焼染付皿 4寸＞
・種類：郷右近富貴子デザイン3種、鰹屋エリカデザイン3種
・サイズ：直径約123mm / 底直径約78mm / 高さ約14mm
　※製造工程上、若干サイズが変更される場合がございます。
・窯元：久右エ門窯
・企画開発：一般社団法人阿寒アイヌコンサルン
・材質：磁器
・発送予定時期：2022年5月中旬より順次発送
留意点
・こちらの商品は、本クラウドファンディングにより初めて製造を行うため、製造の過程でデザインや仕様に一部変更が生じる場合がございます。
・ひとつひとつ出来上がりが多少異なりますので、あらかじめご了承ください。
・ご家庭用の電子レンジや食洗器はご利用いただけます。
・撮影状況及びパソコンの環境等によって出る色が違うため、色が違って感じる場合がございます。
発送について
箱入りで梱包し、宅配便で発送いたします。

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